台湾旅行

台湾の国立故宮博物院は子供でも楽しめる?見どころは?実際に小学生の子連れで行ってみた感想。2019子連れ旅行記

今年の夏休みに家族で台湾旅行に行ってきました。
旅行後半は台北に行きました。

台北といえば故宮博物院!

ですが、小学生の子供たちは博物館なんて興味あるんだろうかと疑問でした。

それでも実際に行ってみたら、子ども向けのスペースや学習アニメもあったし
故宮博物院で有名な白菜や豚肉も興味を持って見てくれました。

小学生(小3と小1)が行っても楽しめたのでそのことを記事に書きますね。
子どもたちが白菜と豚肉を見たときの意外な感想もありました(^^)。

 

目次

 

台北市内からの行き方。地下鉄(MRT)とタクシー利用がおすすめ。

 

故宮博物院に行くにはまずMRT(地下鉄)の淡水信義線で士林駅に行きます。
そこからバスで15分またはタクシーで10分です。

出典:https://m.metro.taipei/jp/roadmap.asp

上の路線図で淡水信義線は赤い線です。
台北駅(台北車站・たいぺいしゃたん)から士林駅まで6駅です。

 



 

ちなみにMRTを利用するときは切符じゃなくて
コインのようなものを購入して改札に入ります。

 

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こんなおもちゃみたいなコインを、

 

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改札に入れて入場します。
おもしろいですね!

コインは改札を出るときに回収されるので、
持ち帰ることはできません。

(コインだけ購入してMRTに乗らなければ持ち帰ることはできるかもしれません。)

 

士林駅に到着したらそこからはバスかタクシーなのですが、
家族四人で移動するので迷わずタクシーを選びました。

必ず座れますし、必ずたどり着くのでタクシーがおすすめです(^^)。

 

入場料とチケット購入方法。18歳未満はなんと無料です。

 

入場料は大人一人NT$350です。
1NT$は2019年7月の時点で3.7円でした。
なので日本円で1295円です。

台湾の物価的に高い気がしますが、
それでもやっぱり台湾に行ったら一度は行きたい場所です。

 

また、18歳未満はなんと無料です。
こういう博物館や美術館で若い世代から料金を取らない制度、
本当にいいなと思います。

日本だと長野のいわさきちひろ美術館ぐらいしか知らないですが、
ほかにもあるのかな・・・。

長野のいわさきちひろ美術館に行ったときのブログ記事はこちらです。

 

 

チケットはタクシーを降りてそのまま館内に入ったところで販売しています。
(そこではクレジットカードのみ利用できます)。

上の階に上がったところでも販売していて、そこでは現金も利用できました。



 

開館時間と休館日。金曜と土曜の夜は閉館時間が遅いです。

 

開館時間は午前8:30〜午後6:30です。
金曜日と土曜日は午前8:30〜午後9:00まで開館しています。

また、定休日はありませんが、
宝物が世界各地に出張中のこともありますので、
お目当てのものが故宮にあるかどうか確認して行かれるといいと思います。

 

展示物の見どころは翠玉白菜と豚の角煮(肉形石)

 

故宮博物院ではなんと2万点もの宝物を展示してあり、
そのどれもが見応えがあります。

ですが、故宮といえばやっぱりこれ。

翠玉白菜と肉形石(豚の角煮)だと思います。

翠玉白菜というのは天然の翡翠を白菜の形に彫ったもの。
肉形石は天然のメノウを豚の角煮の形に彫ったものです。

どちらもコンセプトがすごいですよね。
なぜそれを彫ったんでしょう。特に角煮の方。
そしてそれが国宝になるなんて(^^;)。

日本ではちょっとありえないので
本当におもしろいなと思います。

 

で、台湾のガイドブックの故宮博物院のページでも
翠玉白菜と肉形石は見るべし!と書いてあります。

事前にガイドブックを読んでいた小3娘と小1息子は
博物院で実際に白菜と角煮を見るのをとても楽しみにしていました。

入場して、さっそく白菜と角煮が展示してある3階へ。

 

 

ですが・・・。

 

「えっ?こんなにちっちゃいの・・・?」

 

実物の小ささにショックを受ける子どもたち(^^;)。
パネルや写真ぐらい大きいと思っていたのかな(≧▽≦)?
(子どもの等身大ぐらい大きいパネルが入り口にありました。)

 

 

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角煮の方も、この大きさにしたら画像がこんなに粗くなるほど実物は小さいです(^^;)。

 

期待を高めすぎてしまったみたいで、
実物にがっかりしてしまったようです。ごめんね。

 

 

とりあえず母は白菜と角煮をみることができて満足です(^^)。



ほかに見たいものはたくさんありますが、
子どもたちが飽きるまでの戦いなのでささっと見て回りました。

 

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私がガイドブックで見て気になっていたのがこれです。

これ、どう見ても石けん皿だよね・・・??

ガイドブックで見たときも石けん皿でしたが、
実際に見てもやっぱり石けん皿でした(^^;)。
(本当はとても貴重な青磁器。この作品の青色は
「雨上がりの雲間からのぞく青空」という高貴な色だそうです。)

三田屋の食器みたいですね!
(関西ローカルネタですみません。)

 

 

 

三田青磁について。 

 

 

ほかにはこれを見ることができました。
内部が24層に分かれているという象牙の球体。
この球体はそれぞれ独立して動くそうです。
制作方法は不明で、完成に120年かかったそうです。
すごいです。

 

漢字の成り立ちコーナー

また、博物院の中に漢字の成り立ちコーナーというところがありました。

漢字がどのようにしてできたかをアニメでずっと流しているのですが、
飽きずに見ていられました。

椅子もあるので休憩しながら見ることができます。

ですが成り立ち自体はかなり強引に感じるも多く、
ほんとに〜?と思いながら見ていました(^^;)。



 

たとえば「見」という漢字だとこんな感じです。

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これはそれほど強引ではないですが、
中にはめっちゃ強引なのもありました・・。

 

そしてそろそろこの辺で子どもたちが飽きてきたので、
外の「こども博物館」へ移動することに。

最終的には飽きてしまいましたが、
小3と小1の子どもたちは故宮博物院の展示スペースで
一時間は見てくれました。

 

こども博物館(子ども学習センター)の開館日や開館時間、料金。

 

故宮博物院にお子さんと一緒に来たらぜひ行ってほしいところが
この「こども博物館(こども学習センター)」です。
対象年齢は5歳から12歳。
ここは本当におすすめです。

場所は、故宮博物院の有料スペースをいったん出て、右の方にあります。

開館時間は午前8:30〜午後6:30、
金曜日と土曜日は午前8:30〜午後9:00までと本館と同じです。

毎週月曜日は午後1:00に閉館になります。

また、料金は無料です。
ありがたいですね。



 

ここは「こども学習センター」という名前ですが、
子どもたちが楽しく博物院の宝物や中国の文化を学べるようになっています。

うちの子たちも楽しく遊んでいました。

 

実際に手に取れるものもたくさんあります。

 

皇帝の文房具、世界地図や地球儀もあります。

 

 

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昔の道具が体験できます。
この道具の上に紙を置いて鉛筆で塗りつぶすと、

 

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こんな図が浮かび上がります。おもしろい!



 

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故宮博物院を舞台に動物たちが活躍するアニメも上映されています。

 

 

 

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シールも無料でもらえました。

 

本当に至れり尽くせりです。
お子さん連れで故宮博物院に行かれたら、
ぜひ行ってみてください(^^)。

 

おすすめお土産。jadeite cabbage(翠玉白菜)がレゴに?

 

故宮博物院ではおみやげもたくさん売っています。

中でもおもしろかったのが、小1息子が自腹で購入したこれです。

 

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翠玉白菜のレゴ(^^;)。

 

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作り方はこちら。ちなみにめちゃくちゃ難しかったです。
小1息子では一人で作れず、パパに助けを求めていました。
(パパも難しかったそうです。)

 

ですが、完成しましたよ〜。

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翠玉白菜は上の葉っぱの部分にバッタとキリギリスが彫ってあるのですが、
ちゃんとレゴで再現できていました。
レゴが微妙な角度で組まれていますね。
確かに難しそう・・・。

せっかく完成したので玄関に飾っています(^^)。

 

ちなみに、jadeite cabbageとは翠玉白菜のことで、
故宮博物院のお土産では白菜グッズが一番の人気だそうです。



 

帰りは士林夜市に寄りました。

 

故宮博物院の最寄り駅の士林駅からは、
台北最大の夜市、「士林夜市」が近いです。

ということで、せっかくなので帰りに士林夜市に行きました。

 

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士林夜市の入り口です。
さすがは台北最大の夜市。人がすごく多かったです。

 

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夜市ではソーセージを食べたり・・。

 

 

屋台でゲームをしたりしました。

 

ダーツや的当てなどがあったのですが・・。

このゲームがですね、高かったんですよね・・・。

 

 

1回100NT$。370円です。
台北に行くまで台湾の南の方の田舎にいたので、
物価の違いにびっくりしました。

1回370円だと、日本の屋台と変わらないですね・・。

今度はもう少しこじんまりした夜市に行きたいなと思いました。

 

 

 

 

以上、故宮博物院とおまけの士林夜市についての記事でした。
読んでいただいてありがとうございました(^^)。

 

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ぜひ読んでください。

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