キャンプ場

【子連れアウトドア旅行記・関東編】夏でも涼しい栃木県奥日光の湯元キャンプ場

キャンプを始めてから知ったのですが、
夏は実は、暑いからキャンプのシーズンではないそうなんです。

キャンプのシーズンは実は涼しくて過ごしやすい 春とか秋だそうです。
春からキャンプを始めた我が家ですが、
せっかくだから夏にもキャンプがしたいなあと思いました。

そこで、標高が高い場所でのキャンプなら
夏でも涼しく快適にキャンプができるかもしれないと思って、
栃木県の奥日光にある 「日光湯元キャンプ場」という
標高の高い場所でキャンプをしてきました。

予想通り涼しくて快適でした(^^)。

そのときの旅行記を書きますね!

 

 

  目次

 

 

 

奥日光湯元キャンプ場はスキー場を利用しています。標高が高いので涼しい!

 

奥日光湯元キャンプ場はスキー場を利用したキャンプ場です。
標高は1400メートルを超えているので、
下界よりもだいぶ涼しいです。

ここなら暑い夏でも快適にキャンプすることができます(^^)。
おすすめです!

 

アクセス。茨城県北から二時間半弱。東京からも2時間半。

 

私が茨城県北地域に住んでいるので、そこからのアクセス時間です。

水戸市(市役所)からは2時間15分、
ひたちなか市(市役所)からは2時間23分です。

東京(都庁)からも2時間30分なので、
関東地域からアクセスしやすいキャンプ場です。

 

予約方法・料金(未就学児無料)。ビジターセンターでチェックインします

 

日光湯元キャンプ場は予約ができません。
当日受付のみです。

日光湯元ビジターセンターが開いている時間内に直接受付をします。

受付をしたらリボンが渡されるので、
それをテントのわかりやすい場所につけておきます。

料金は

大人(高校生以上)   一泊1000円
小人(小学生・中学生) 一泊500円
(未就学児は無料)

です。

テントやタープの料金はかかりません。

 

チェックアウトの際は、リボンを回収ボックスに入れて返却します。

 

 

当日サイト選びで注意すること2点

 

ここのキャンプ場では注意することが2つあります。

①なるべく平らな場所を選ぶこと。
②鹿のフンに気をつけること。

です。

 

①なるべく平らな場所を選ぶこと。

ここは、スキー場だけあって、
ほとんどの場所が斜めになっています!!

平らなのは入り口付近だけ。
場所選びに出遅れると、斜めの場所でのキャンプになってしまいます。

斜めだと、ご飯も食べづらいし寝るときも落ち着きません。
場所取りは早い者勝ちなので、
できるだけ早めにチェックインすることをお勧めします。

 

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このときは結構ななめな場所でした・・・。

 

 

②鹿のフンに気をつけること。

 

ここは、本当に鹿のフンが多いです。
テントを立てるときももちろん気をつけないとですが、
歩くときもうっかりしていると踏んでしまうので、
下をよく見て歩くことをお勧めします。

踏んだらショックですからね・・・。

 

 

キャンプ場の設備やトイレなど。

 

キャンプ場は入り口付近に炊事場があり、水道も使えます。

トイレは、キャンプ場を出て道路を渡ったところに水洗洋式トイレがあります。
道路を渡るので、小さいお子さんは気をつけてくださいね。

 

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奥の建物がトイレです。きれいなトイレでした。

 

周辺の観光。湯ノ湖散策や湯滝・中禅寺湖や戦場ヶ原散策も。

 

キャンプ場周辺の観光はたくさんあります。
順に説明していきますね。

 

湯ノ湖散策

 

湯元キャンプ場からは、湯ノ湖がとても近く、歩いて行くことができます。
湯ノ湖をぐるっと散策するのがおすすめです。

湯ノ湖一周は約3キロ。
一時間から一時間半で一周できます。
アップダウンはほとんどないので、
小さいお子さんと一緒でも安心です。

 

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木陰の道をどんどん進んで行きます。

 

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魚が泳いでいるのが見えます。

 

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倒木もあります。

 

湯ノ湖一周は安心のハイキングコースです。

 

 

 

70メートルの落差が見応えがある湯滝

 

湯ノ湖の先には湯滝があります。
湯滝は、奥日光三名爆(※)の一つで、落差が激しく見応えがあります。
(※華厳の滝、竜頭の滝、湯滝)

落差が激しい=その落差を下るということなので、
下の観瀑台から湯滝を見るには、
落差分の70メートルを上り下りしないといけません。

行ったときが子ども達が7歳と5歳で、小学校低学年と幼稚園児だったので
行けるかどうか心配だったのですが、
意外と全然ぐずらずに行けました。

 

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いつ見ても素晴らしいです。

 

観瀑台があるところにはお店があって
おやつを食べながら休憩することができます。

ちょっと休憩してから登り始めたので、
子ども達は全然ぐずらずに元の場所まで登りました。

 

中禅寺湖と戦場ヶ原

 

湯ノ湖散策と湯滝は歩いて行けますが、
中禅寺湖と戦場ヶ原は遠いので車を利用することをおすすめします。

今回は行かなかったのですが、
中禅寺湖畔にはイタリア大使館別荘を利用した公園があります。

また、戦場ヶ原という湿原散策もおすすめです。
近くにソフトクリームが美味しいお店もあります(^^)。

 

 

 

歩いて行ける近くの日帰り温泉と注意点。温泉に入れるお寺(温泉寺)もあります。

 

湯元という名前の通り、この辺りには歩いて行ける範囲に温泉がたくさんあります。

ビジターセンターでチェックインするときに
周りの日帰り温泉マップがもらえるので、
それを見ながら行く温泉を決めるのがおすすめです。

そのときに注意しないといけないことがあります。

日帰り温泉は受付時間が決まっています。
温泉マップに時間は書いてあるのですが、
実際は繁忙期には日帰り入浴の入場制限をしたりしています。

電話で確認してみるのが確実です。

我が家はおおるり山荘というところを利用しました。
気持ちいいお湯でした(^^)。
ここにはコンビニもあります。

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氷とかも売っていておすすめです。

 

また、入浴時間は限られますが、
温泉があるお寺(温泉寺)というのもあるみたいで、
ここにもいつか行ってみたいです。

お寺の中の温泉だなんてご利益がありそうです(^^)。

 

 

キャンプ場近くで登山できる百名山

 

日光と言えば男体山。
2486メートルの百名山です。

南側の二荒山神社側から登るコースと
裏側(北側)から登るコースがあります。

ですが、小学生や幼稚園児連れでは厳しいかもしれません。

登るだけで4時間ぐらいかかるので、
かなり山登りに慣れていないと厳しいです。

(大人でも初めて登る人を連れて行ったときはつらそうでした・・。)

もっと登山時間が少ない山を何度か登っていて
慣れているお子さんだったら子連れ登山もいけるかもしれません。

うちはまだまだです。
いきなり男体山を登らせると山が嫌いになってしまうかもしれないので(^^;)、
徐々にレベルアップしていこうと思います!

 

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湯ノ湖から男体山を望みます。
いつか一緒に登ろうね(^^)。

 

 

 

7月・海の日の連休の混雑状況。お盆はもっと混むかも・・

 

今回、7月の海の日の連休に行ったのですが、
ものすごく!混んでいました・・・。

日光湯元キャンプ場は客層が落ち着いていて静かという情報を信じて行ったのですが、
いやいやいや。

夜中までよその子どものキャーという大声が響いていて、
とってもうるさかったです・・・。

連休なのでしかたがないのかもしれないですが。

お盆はもっと混んでいるのかもしれません。
アクセスの良さが却ってあだとなって、
繁忙期には静かなキャンプは望めなそうです。

夏休みでも平日やお盆以外の土日ならそこまで混雑していないかもしれません。
そうであってほしいです・・。

 

 

日光湯元キャンプ場のオープン時期。GWは利用できる?

 

日光湯元キャンプ場のオープン時期は5月から11月だそうです。

ですが、水道の凍結や雪の影響で変動があるそうなので、
GWに利用できるかどうかは微妙です。

GWは、日光の山はまだまだ冠雪しているので、
湯元でのキャンプもできないものと思っていた方がいいかもしれません。

ビジターセンターに電話で確認されると確実です。

 

 

今回のキャンプ飯。失敗談も。

 

まずは失敗談を。

子連れキャンプ初日は面倒な料理はダメ!

 

実はですね、
このキャンプの初日に、「ピザが食べたい」と思っていて、
作る気満々だったんですよね。

ですが、生地から作るピザなので準備が大変。

生地ができてトッピングが終わっても、
屋外で作るピザって温度調整がすごく面倒です。

初日だったので、朝早くから車で移動して、
テント設営して疲れているのに、
ご飯がなかなかできない。
しかも子連れ。

これは、結構ストレスでした!
主人とも若干険悪になってしまいました・・・。

なので、今回の反省点。
キャンプ初日のごはんは楽をすることを最優先に。
レトルトカレーでもいいし、とにかく楽にできるものが一番です!
(キャンプ飯についてはこちらの記事もご覧くださいませ)

 

 

 

2日目以降なら普通に料理でも大丈夫です。
(もちろん手抜き料理でもOK)

お昼ご飯に焼きそばを作りました(主人が)。
焼きそばは割と簡単にできていました。
(私は作っていないですが(^^;)。)

 

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野外で食べると何でも美味しいです(^^)。

 

朝ご飯はホットサンド。

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この道具を使って、

 

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こんな美味しそうなホットサンドが作れます(^^)。
中でチーズがとろーり。
絶品です!

 

夜は普通に焼き肉とかをしました。
この頃のキャンプでは張り切って毎回料理をしていましたが、
キャンプ料理は手抜きが楽です。

今行くとしたら、毎回作るのは大変なので、
何度かは手抜き料理ですますと思います・・。

 

 

 

コッヘルで初めてご飯を炊いてみた!美味しく炊くコツなど

 

主人は独身のころソロツーリングキャンプをよくしていて、
よく野外でご飯を炊いていたそうです。

今回、私もコッヘル(というキャンプ道具。小さいお鍋)で
バーナーの火でご飯を炊いてみました!

 

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夜なので写真が明るくないですが(^^;)。

 

お米(無洗米がおすすめ!)とお水を計って入れて、
しばらく置いて吸水させます。

この吸水の行程が超大事です。
これをするかしないかで美味しく炊けるかどうかの分かれ目です。

十分吸水させたら沸騰するまで火にかけます。
沸騰したら弱火にして、焦げたにおいがするまで見張ります。

炊けたらしばらく蒸します。

 

初めて屋外でご飯を炊いたときには感動しました!
意外とできるもんなんだなと思いました(^^)。

 

レンタルテントはないので手ぶらでは行けません。

 

湯元キャンプ場ではレンタルテントはないので、手ぶらではいけません。
なので、テントを持っている人向きのキャンプ場です。

後述の中禅寺湖畔菖蒲が浜キャンプ場はレンタルテントはないですがバンガローがあります。
テントがないかたはこちらでバンガローに泊まるのもおすすめです。

 

中禅寺湖畔の菖蒲が浜キャンプ場とはどっちがおすすめ?

 

今回、湯元キャンプ場と比較して悩んだキャンプ場がありました。

それは、日光中禅寺湖畔の菖蒲が浜キャンプ場。

それぞれのメリット、デメリットを書いていきます。

 

 

 

中禅寺湖畔菖蒲が浜キャンプ場

 

メリット

①雰囲気が素敵そう

私、湖畔のキャンプ場が大好きなのですよね。
秋田県の十和田湖畔のキャンプ場長野県の木崎湖畔のキャンプ場も大好きです。
だから、中禅寺湖畔の菖蒲が浜キャンプ場にも憧れていました。

 

②ゴミを捨てることができる。

これ、地味に重要なのですよね。特に夏場。
ゴミを捨てられると帰りの荷物も少なくなるので、助かります。

 

デメリット

値段が高い。これについては、湯元のメリットの方で詳しく書きますね。

 

日光湯元キャンプ場

 

メリット

菖蒲が浜よりも安い!
もう、ほとんどこのメリットで決めました。

大人2人子ども2人(小学生、幼稚園児)で2泊すると、
菖蒲が浜が15200円、日光湯元が5000円です。

この違いは大きすぎます・・・!!

ちなみに、なんでこんなに違うのかというと、
菖蒲が浜はテントとタープと両方にお金がかかるからです。
湯元は入場料のみです。

 

デメリット

斜めになっている。ゴミが持ち帰り。

 

 

今回、料金の差が激しかったので湯元にしましたが、
次回はぜひ菖蒲が浜の方にも泊まってみたいです(^^)。

 

 

栃木県奥日光ファミリーキャンプまとめ。

 

キャンプからの帰りに、らーめん火山というお店でラーメンを食べました。

火山のように燃えたぎる器にラーメンがぐつぐつしています。
これが美味しくて好きなんです(^^)。

 

ラーメン,らーめん火山

暑いときに熱い食べ物(≧▽≦)。
ものすごく暑かったですが、この日も美味しかったです。

 

また、せっかく宇都宮に来たのでみんみんの冷凍餃子も買って帰りました。
後日食べましたが、美味しかったです(^^)。

 

日光湯元キャンプ場は栃木県にあるので、
帰りに栃木グルメも堪能できます。

宇都宮市内で一旦高速道路を下りないといけないので、
そのときについでにぜひ宇都宮グルメを楽しみましょう(^^)。

 

 

以上、日光湯元キャンプ場のレポートでした。
日光の辺りが好きなので、また行きたいです。

次は中禅寺湖畔の菖蒲が浜キャンプ場にも泊まってみたいです。