去年のゴールデンウイークまで、
我が家はファミリーキャンプに行ったことがありませんでした。
主人も私もアウトドア好きで、
「いつかは家族でキャンプに行きたいね!」と
話していたのですが、
実現せずに、何年もそのままになっていました。
ですが、去年のゴールデンウイーク、
「いつかいつかと言っていたらずっとキャンプに行けない!
今年のゴールデンウイークこそは思い切ってキャンプに行こう!」と決意。
そして、4月半ばからキャンプ場を探して、
その時期でも予約することができた
長野県の「木崎湖パウワウキャンプ場」にレンタルテントで2泊することにしました。
そしたらそこのキャンプ場がものすごく良くて、
すっかりキャンプにはまってしまって、テントも即購入。
6月にはなんと毎週末テントを張っていました(^^;)。
今回は、我が家がキャンプにはまるきっかけとなった
長野県の木崎湖パウワウキャンプ場について書いていきます。
目次
- アニメの舞台になった木崎湖キャンプ場と穴場の木崎湖パウワウキャンプ場
- パウワウキャンプ場の予約方法
- パウワウキャンプ場のチェックイン時間と我が家の失敗談。
- パウワウキャンプ場の駐車場・トイレ。
- パウワウキャンプ場のサイトの様子。最高です!
- 木崎湖でカヌーやSUP体験ができます。犬も乗れます!
- 安曇野ちひろ美術館がとってもおすすめ!子供と楽しめる観光施設。
- キャンプ場の近くの温泉施設。
- テントのレンタルもバンガローもあるのでアウトドア初心者でも安心です。
- 冬は雪の中でワカサギ釣りができるそうです。
- 貸し切りやグランピングもできるそうです。
- 大町市の仁科三湖。透明度の青木湖、釣りの中綱湖、遊びの木崎湖。
アニメの舞台になった木崎湖キャンプ場と穴場の木崎湖パウワウキャンプ場
長野県の木崎湖にはキャンプ場が二カ所あります。
名前が似ていてややこしいですが、
です。
木崎湖キャンプ場の方は、昔、WOWWOWで放送されたアニメの舞台になったみたいで、
今でも聖地巡礼のファンが訪れるそうです。
テントは100張設営可能、バンガローは16棟と大きめのキャンプ場です。
木崎湖パウワウキャンプ場の方は、30組限定のキャンプ場。
以前は海ノ口キャンプ場という名前だったのが、
2014年にオーナーが変わって今の名前になったそうです。
POWWOW(パウワウ)という名前は
「自然が好きな人が集い楽しめる場所にしたい」
という思いで付けられたそうです。
POWWOWとは、アメリカインディアンの踊り・集会を表すそうです。
私はアメリカインディアンが好きなのですが、
そんなところも木崎湖パウワウキャンプ場が好きな理由なのかなと思います。
最初は、木崎湖には名前の似た二つのキャンプ場があるとは知らずに
木崎湖パウワウキャンプ場の方を予約しましたが、
実際に行ってみて、穴場な感じがすごく好みだったので、
こっちを選んで良かったです。
パウワウキャンプ場の予約方法
予約は電話がおすすめです。
電話番号はこちらのサイトの右上に載っています。
テントサイトは小さめのSサイズからかなり大きめのLLサイズまであります。
持っているテントの大きさや家族構成などを伝えると、
オーナーのかたがおすすめのテントサイトを一緒に考えてくれます。
人気なのですぐに埋まってしまうみたいですが、
湖が一望できるサイトがとっても良かったので、
湖側のサイトがおすすめです(^^)。
パウワウキャンプ場のチェックイン時間と我が家の失敗談。
木崎湖パウワウキャンプ場のチェックイン時間は13時〜18時です。
ここで、我が家の失敗談があります。
夜に自宅を出発して、長野県に朝に着きました。
初めてのキャンプが待ちきれない子ども達は、
「早くキャンプ場に行きたい〜」とワクワク。
でも朝に着いても、チェックインが13時なので、
時間をつぶさないといけません。
なので、長野の美術館に寄ったりしていたのですが、
チェックインが13時ということを知らない子どもが
「なんできゃんぷじょういかないのー!」とプンスカ。
13時にならないとチェックインできないんだよと話しましたが、
すぐにキャンプ場に行けると思って楽しみにしていた子ども達はかなり不満そうでした。
事前に「キャンプのしおり」を作って、
流れを一緒に確認しておけば良かったなと思いました。反省・・。
ちなみに、もし空いていれば半日料金を払えば9時からの
アーリーチェックインができます。
同じく、半日料金を払えば17時までのレイトチェックアウトもできます。
(通常は12時にチェックアウトです。)
パウワウキャンプ場の駐車場・トイレ
木崎湖パウワウキャンプ場の駐車場は、テントサイト側と
道路をはさんで向こう側と両方あります。
忘れ物を取りに行ったりすることを考えると
できればテントサイト側がいいですが、早い者勝ちです。
駐車場は固定ではないので、観光やお風呂に行くと
帰ってきたら道路と反対側しか空いていないこともあります。
ですが、交通量もそれほど多くないので
そんなに変わらないです。
また、キャンプの荷物をおろすときは、
テントサイトの近くまで車で入って行くことができます。
一回に一台しかいけないので、ゆずりあって行きます。
サイト内は小さいお子さんとかも歩いているので、気をつけて運転します。
気になるトイレですが、
男性用は和式のみだそうですが(主人情報)、
女性と子どもだけが使える洋式水洗トイレが一つだけあります。
うちの子はまだ洋式しか嫌だというので、
いつも洋式を利用しています。
(和式も使えるようになると、行けるキャンプ場も広がるのですが・・・(^^;)。)
パウワウキャンプ場のサイトの様子。最高です!
最初のキャンプがパウワウで良かったです。
ここのキャンプ場は最高でした!
こんな感じで木立に囲まれた、落ち着いた雰囲気のキャンプ場です。
目の前には木崎湖。
湖のすぐ近くまで行けます。
湖の水がきれい!!
夜はたき火。
湖の向こうに、JR大糸線の電車が走っているのですが、
夜、静かなキャンプ場に、
「ガタンゴトン・・」と電車の音が遠く響くんです。
それが、とっても雰囲気があって素敵なんです。
線路の近くのキャンプ場ってうるさいのかなと思っていたのですが、
湖をはさんである程度離れているので、
旅情を誘う感じでとても素敵でした。
木崎湖でカヌーやSUP体験ができます。犬も乗れます!
木崎湖でカヌーにもはまりました!!
木崎湖パウワウキャンプ場ではさまざまなアクティビティができます。
今人気のSUP(Stand Up Paddleboat、立ってこぐボート)や、
カヌー(カヤック)、小魚釣りやルアーフィッシングもできます。
SUPもカヌーも、なんと犬も一緒に体験できるそうです!
楽しそう!
ペットも一緒に楽しめるのはいいですね(^^)。
SUPは基本的に小学校4年生からだそうなので、
3歳からでも参加できるカヌーの体験コースを選びました。
そしたらすごく楽しくて楽しくて(≧▽≦)。
家族全員はまってしまいました。
カヌーを漕いでいると、自然と一体になる感覚が味わえます。
主人ははまりすぎて「マイカヌーがほしい・・」とか言い出しましたよ。
置き場所はどうするの!??
でも確かにちょっと欲しくなります(^^;)。
カヌー体験は濡れてもいい服装で参加します。
カヌー体験が終わった後、子ども達が
「せっかく水着だから湖で泳ぎたいー」というので
泳がせてみましたが、
やっぱりゴールデンウイークはまだ寒かったらしく、
「寒い・・・(ToT)」と言って震えていました(^^;)。
何事も体験ですね!
安曇野ちひろ美術館がとってもおすすめ!子どもと楽しめる観光施設
木崎湖パウワウキャンプ場から車で25分ぐらいのところに
世界初の絵本美術館、安曇野ちひろ美術館があります。
画家のいわさきちひろさんの作品が展示してある美術館なのですが、
ここは子連れに本当におすすめです。
ここは!なんと!高校生以下無料です!!!
(大人800円)
でも中は子どもが楽しいしかけがたくさん。
いわさきちひろさんの絵が床に浮き出てきたり、
壁に浮かんだり、体を使って美術を感じられたり、
とにかくいわさきちひろさんの幻想的な世界にひたれる素敵な美術館なのです。
いわさきちひろさんがてがけた絵本もたくさん置いてあって
自由に読むこともできます。
オリジナルのおみやげもたくさんありました。
大人も楽しかったです。また行きたいな。
また、いわさきちひろさんの絵は
黒柳徹子さんの「窓際のトットちゃん」という本の挿絵として使われたので、
同じ敷地内にトットちゃん関連の建物もあります。
こちらは入場無料です。
トットちゃんが通ったという電車の教室もありました。
電車の中で授業できたら楽しいですね!
窓際のトットちゃんの本や
ほかにもいろいろな本が自由に読める場所もあります。
また、美術館に併設して大きな公園があります。
長野の山も眺めることができて、すごく素敵な場所だなと思いました。
こどもたちが走り回って遊べます。
安曇野ちひろ美術館とその周辺は
一日じゃ遊びきれないほど、もりだくさんな素敵な場所でした(^^)。
キャンプ場周辺の温泉施設
安曇野ちひろ美術館のすぐとなりに、
すずむし荘という宿泊施設があり、
ここの温泉で日帰り入浴もできます。
露天風呂もあっていいお湯でした。
大人500円、子ども350円。
10時から21時まで利用可能です。
安曇野美術館やその付近で思い切り遊んだ後、
ここの温泉にゆっくり浸かってキャンプ場に戻りました。
我が家は利用したことがないのですが、
木崎湖キャンプ場のすぐ近くには
ゆーぷる木崎湖という温泉施設もあります。
テントのレンタルもバンガローもあるのでアウトドア初心者でも安心です。
我が家の始めてのファミリーキャンプは
木崎湖パウワウキャンプ場でした。
テントも寝袋も持っていなかったので、どちらもレンタルしました。
キャンプ用品がなにもないときから快適にキャンプができたので、
初心者のかたにとってもおすすめです。
初めてのキャンプが木崎湖パウワウキャンプ場だと
きっと同じようにキャンプにはまると思います(^^)。
オーナーさんも奥さんも親切で、
とっても素敵なキャンプ場です。
また、バンガローもあるので、
いきなりテントはハードルが高い!というかたにもおすすめです。
キャンプ場主催のアクティビティもたくさんあるので、
キャンプ場からずっと出なくても楽しめます。
なによりロケーションが素敵なので、
どこにも行かずに何もせずにのんびりまったりするのにもいいキャンプ場です。
冬は雪の中でワカサギ釣りができるそうです。
木崎湖は、冬のワカサギ釣りも人気だそうです。
トイレ・ストーブ付きのドーム船でワカサギ釣りを楽しんで、
釣ったワカサギはその場で調理して食べるという
ワカサギ釣り体験ができるそうです。
初心者やファミリーでも楽しめるそうなので、
こちらもそのうちぜひ行ってみたいです(^^)。
貸し切りやグランピングもできるそうです。
木崎湖パウワウキャンプ場では貸し切りやグランピングもできるそうです。
利用したことはないのですが、
このロケーションでグランピングって最高です!
グランピングエリアは利用者以外は立ち入り禁止なので、
プライベート感抜群です。
グランピングではアメリカインディアンの住居、
ティピというテントを利用するそうです。
ティピ内ではたき火もできるそうで、最高ですね!
いつか泊まってみたいです(^^)。
大町市の仁科三湖。透明度の青木湖、桜の中綱湖、遊びの木崎湖。
最後にちょっとだけ木崎湖の情報。
木崎湖は仁科三湖と言われる湖のうちの一つです。
北から青木湖、真ん中の中綱湖、一番南の木崎湖です。
これらの湖は農具川という川でつながっているそうです。
青木湖は仁科三湖の中で最大の湖で、ハートの形をしているそうです。
(実際にはハートというにはちょっと厳しい気がします(^^;))
ここは三湖の中で一番透明度が高いそうです。
次に中綱湖。
ここは、桜の時期に湖面にきれいに桜が映るそうで、
写真愛好家のかたに有名だそうです。
最後に木崎湖。
ここはレジャーの木崎湖と言われているんですね。
確かに、カヌーはとても楽しかったですし、
SUPやウィンドサーフィンも盛んだそうです。
周辺をサイクリングすることもできますし、
近くの小熊山へのトレッキングもできます。
仁科三湖というのは、信州以外の人にはなじみのない言葉ですが、
木崎湖に行かれる際は、ぜひちょっと意識してみてください(^^)。